公開情報の項目
組織名
- 日本銀行
公開日
- 2000年2月16日
公開記事
- 「12月17日開催分 」
公開記事の問題設定
公開記事の概要
金融市場調節を行い、大量の年末越え資金供給を実施した。「オーバーナイト金利は、12月14日までは0.02%から0.07%の範囲内で安定した推移をしていた。短期国債の流通利回りも同様に低下したあと、上昇している。一方で、年末越え金利は、やや変動の激しい展開になった。
公開記事のポイント(1)
「具体的には、ほぼ連日、積み上幅2が1兆円となるような金融市場調節を行うとともに、大量の年末越え資金供給を実施した。」
日本銀行 (2000) 12月17日開催分 より引用 (閲覧日時:2024-07-07 16:44:35)
公開記事のポイント(2)
「この結果、オーバーナイト金利は、12月14日までは0.02〜0.03%での安定した推移を辿った。」
日本銀行 (2000) 12月17日開催分 より引用 (閲覧日時:2024-07-07 16:44:35)
公開記事のポイント(3)
「短期国債の流通利回りも同様にいったん低下したあと、強含んでいる。」
日本銀行 (2000) 12月17日開催分 より引用 (閲覧日時:2024-07-07 16:44:35)
公開記事と関連するトレンドワード
トレンドワード(1):「短期」、「金融」
- 上図は、過去から現在までの日本銀行の公開記事で、「短期」、「金融」の組み合わせが発生する頻度を可視化した折れ線グラフです。
- 横軸が年月、縦軸が「短期」、「金融」の発生頻度を0-1の範囲で規格化した値になります。
主要なトレンド転換として、1999年5月、1999年6月、1999年12月にマイナス方向のトレンド転換を示しています。一方、1999年3月にプラス方向のトレンド転換を示しています。特に、今回の公開記事は1999年03月のトレンド転換と関連している模様です。
ソーシャルメディアの主な反応
大量の年末越え資金供給を実施したことで、年末越え金利が上昇するのは想定内だったが、やや変動の激しい展開になったことについては、金融市場の不安定要因となり得るかもしれない。
そうですね。年末越え金利は、一部の金融機関からの資金調達に関わるため、市場の不安定さが顕著になった可能性もあります。
しかし、短期国債の流通利回りが低下したことで、市場全体のリスクが低下しているようにも見えます。
その点については、賛否両論あるかもしれませんね。