公開情報の項目
組織名
- 日本銀行
公開日
- 1998年4月30日
公開記事
- 「3月26日開催分 」
公開記事の主題となる問題
- そして、ターマ物債の金利はどのような傾向がありいるのだろうか?
- ターモ物は日本銀行による潤沢な期越え資金の供給を反映して、総じて低下傾向は明らかになったのだろうか?
- 日本銀行の潤沢な資金の供給等が、ターム金利の低下につながった。
公開記事の概要
この間、ターム物金利には、日本銀行による潤沢な期越え資金の供給などがあったため、全体的に低下傾向が続きた結果、無担保コールレート(オーバーナイト物)は穏やかに推移した国内の金融経済情勢について、前回会合以降に発表された経済指標をみると、輸出はアジア向けの一段の減少から増勢の鈍化傾向が明確化している。
公開記事のポイント(1)
「この間、ターム物金利については、日本銀行による潤沢な期越え資金の供給等を反映して、総じて低下傾向が続いた。」
日本銀行 (1998) 3月26日開催分 より引用 (閲覧日時:2024-07-02 18:07:46)
公開記事のポイント(2)
「この結果、無担保コールレート(オーバーナイト物)は落ち着いて推移した。」
日本銀行 (1998) 3月26日開催分 より引用 (閲覧日時:2024-07-02 18:07:46)
公開記事のポイント(3)
「3.国内金融経済情勢(1)実体経済前回会合以降に発表された経済指標をみると、輸出が、アジア向けの一段の減少から、増勢鈍化傾向が明確化している。」
日本銀行 (1998) 3月26日開催分 より引用 (閲覧日時:2024-07-02 18:07:46)
公開記事から派生する市民への影響
上述した「3月26日開催分 」は、以下の3つの問題との兼ね合いで、一般市民に影響を及ぼす可能性があります。
市民への影響(1):金融機関は銀行口座への入出金を厳戒するか?
金融機関は銀行口座への入出金を厳戒しているわけではありませんが、金融機関全体としては、ターム物金利について、日本銀行による潤沢な期越え資金の供給等を反映して、総じて低下傾向が続いています。この結果、無担保コールレート(オーバーナイト物)も落ち着いて推移しています。
市民への影響(2):またしても高い買い物環境に入るか?
この間、日本銀行による潤沢な期越え資金の供給等を反映して、総じて低下傾向が続いた。この結果、無担保コールレート(オーバーナイト物)は落ち着いて推移した。一方で、輸出は、アジア向けの一段の減少から、増勢鈍化傾向が明確化している。米国において経済の好調や株高が続いていることなどから、円の対米ドル相場は、軟調に推移した。
公開記事と関連するトレンドワード
トレンドワード(1):「実体」、「経済」
- 上図は、過去から現在までの日本銀行の公開記事で、「実体」、「経済」の組み合わせが発生する頻度を可視化した折れ線グラフです。
- 横軸が年月、縦軸が「実体」、「経済」の発生頻度を0-1の範囲で規格化した値になります。
主要なトレンド転換として、1999年8月、2009年6月にマイナス方向のトレンド転換を示しています。一方、1999年3月、2008年11月にプラス方向のトレンド転換を示しています。特に、今回の公開記事は1999年03月のトレンド転換と関連している模様です。
トレンドワード(2):「金融」、「市場」
- 上図は、過去から現在までの日本銀行の公開記事で、「金融」、「市場」の組み合わせが発生する頻度を可視化した折れ線グラフです。
- 横軸が年月、縦軸が「金融」、「市場」の発生頻度を0-1の範囲で規格化した値になります。
主要なトレンド転換として、2000年1月、2016年1月、2016年4月にマイナス方向のトレンド転換を示しています。一方、1998年9月、1998年10月、1998年12月にプラス方向のトレンド転換を示しています。特に、今回の公開記事は1998年10月のトレンド転換と関連している模様です。
トレンドワード(3):「米国」、「経済」
- 上図は、過去から現在までの日本銀行の公開記事で、「米国」、「経済」の組み合わせが発生する頻度を可視化した折れ線グラフです。
- 横軸が年月、縦軸が「米国」、「経済」の発生頻度を0-1の範囲で規格化した値になります。
主要なトレンド転換として、2002年2月、2011年3月、2011年4月にマイナス方向のトレンド転換を示しています。一方、2000年12月、2007年11月、2010年8月にプラス方向のトレンド転換を示しています。特に、今回の公開記事は2000年12月のトレンド転換と関連している模様です。