【日本銀行(日銀)】金融政策決定会合(2004年6月14、15日開催分)の概要と解説

金融政策決定会合

公開情報の項目

組織名

  • 日本銀行

公開日

  • 2004年7月16日

公開記事

公開記事の問題設定

  1. 金融市場が不安定化するおそれがある場合、日銀は何をするのか? 2.金融市場調節は、どのような目的で行われるのか? 3.日本銀行が目指している「物価安定」と「金融システムの安定性」のバランスは?

公開記事の概要

金融・為替市場動向短期金融市場では、日本銀行の潤沢な資金供給のもとで、無担保コールレート翌日物(加重平均値)は、概ね0.001%で推移した。「金融市場が不安定化するおそれがある場合には、上記の目標にかかわらず、一層潤沢な資金供給を行う。日本の銀行当座預金残高を30~35兆円程度にするため、金融市場調節を行う。

公開記事のポイント(1)

「』2.金融・為替市場動向短期金融市場では、日本銀行による潤沢な資金供給のもとで、無担保コールレート翌日物(加重平均値)は、概ね0.001%で推移した。」

日本銀行 (2004) 6月14、15日開催分 より引用 (閲覧日時:2024-07-09 12:23:38)

公開記事のポイント(2)

「なお、資金需要が急激に増大するなど金融市場が不安定化するおそれがある場合には、上記目標にかかわらず、一層潤沢な資金供給を行う。」

日本銀行 (2004) 6月14、15日開催分 より引用 (閲覧日時:2024-07-09 12:23:38)

公開記事のポイント(3)

「『日本銀行当座預金残高が30~35兆円程度となるよう金融市場調節を行う。」

日本銀行 (2004) 6月14、15日開催分 より引用 (閲覧日時:2024-07-09 12:23:38)

公開記事の解説

上述した問題設定に対して、解決策を分析してみましょう。

公開記事と関連するトレンドワード

トレンドワード(1):「短期」、「金融」

  • 上図は、過去から現在までの日本銀行の公開記事で、「短期」、「金融」の組み合わせが発生する頻度を可視化した折れ線グラフです。
  • 横軸が年月、縦軸が「短期」、「金融」の発生頻度を0-1の範囲で規格化した値になります。

主要なトレンド転換として、1999年6月、1999年7月、1999年12月にマイナス方向のトレンド転換を示しています。一方、1999年3月にプラス方向のトレンド転換を示しています。特に、今回の公開記事は1999年03月のトレンド転換と関連している模様です。

トレンドワード(2):「金融」、「市場」

  • 上図は、過去から現在までの日本銀行の公開記事で、「金融」、「市場」の組み合わせが発生する頻度を可視化した折れ線グラフです。
  • 横軸が年月、縦軸が「金融」、「市場」の発生頻度を0-1の範囲で規格化した値になります。

主要なトレンド転換として、2000年1月、2016年1月、2016年4月にマイナス方向のトレンド転換を示しています。一方、1998年9月、1998年10月、1998年12月にプラス方向のトレンド転換を示しています。特に、今回の公開記事は1998年10月のトレンド転換と関連している模様です。

トレンドワード(3):「為替」、「市場」

  • 上図は、過去から現在までの日本銀行の公開記事で、「為替」、「市場」の組み合わせが発生する頻度を可視化した折れ線グラフです。
  • 横軸が年月、縦軸が「為替」、「市場」の発生頻度を0-1の範囲で規格化した値になります。

主要なトレンド転換として、2000年10月、2004年7月にマイナス方向のトレンド転換を示しています。一方、1999年11月、2004年3月にプラス方向のトレンド転換を示しています。特に、今回の公開記事は2004年03月のトレンド転換と関連している模様です。

ソーシャルメディアの主な反応

】短期金融市場では、日本銀行の潤沢な資金供給のもとで、無担保コールレート翌日物(加重平均値)は、概ね0.001%で推移しています。

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