【日本銀行(日銀)】金融政策決定会合(2018年6月15日開催分)の概要と解説

金融政策決定会合

公開情報の項目

組織名

  • 日本銀行

公開日

  • 2018年8月3日

公開記事

公開記事の問題設定

  1. ターム物金利、10年物国債金利、無担保コールレートについて、どのように影響するのか?

公開記事の概要

ターム物金利を見ると、短期国債(4か月物)は、横ばい圏内の動きをしており、最近は-0.1%台前半で推移している。そのもとで、10年物国債金利はゼロ%程度で推移し、日本国債務のイールドカーブは金融市場調節方針に整合的な形状となっている。無担保コールレート(オーバーナイト物)は、現在は-0.07~-0.03%位で推移している。

公開記事のポイント(1)

「ターム物金利をみると、短国レート(3か月物)は、均してみれば横ばい圏内の動きとなっており、直近では-0.1%台前半で推移している。」

日本銀行 (2018) 6月14、15日開催分 より引用 (閲覧日時:2024-07-14 07:29:23)

公開記事のポイント(2)

「そのもとで、10年物国債金利はゼロ%程度で推移し、日本国債のイールドカーブは金融市場調節方針と整合的な形状となっている。」

日本銀行 (2018) 6月14、15日開催分 より引用 (閲覧日時:2024-07-14 07:29:23)

公開記事のポイント(3)

「無担保コールレート(オーバーナイト物)は-0.08~-0.03%程度で推移している。」

日本銀行 (2018) 6月14、15日開催分 より引用 (閲覧日時:2024-07-14 07:29:23)

公開記事の解説

上述した問題設定に対して、解決策を分析してみましょう。

公開記事と関連するトレンドワード

トレンドワード(1):「短期」、「金融」

  • 上図は、過去から現在までの日本銀行の公開記事で、「短期」、「金融」の組み合わせが発生する頻度を可視化した折れ線グラフです。
  • 横軸が年月、縦軸が「短期」、「金融」の発生頻度を0-1の範囲で規格化した値になります。

主要なトレンド転換として、1999年5月、1999年6月、1999年12月にマイナス方向のトレンド転換を示しています。一方、1999年3月にプラス方向のトレンド転換を示しています。特に、今回の公開記事は1999年03月のトレンド転換と関連している模様です。

トレンドワード(2):「圏内」、「動き」

  • 上図は、過去から現在までの日本銀行の公開記事で、「圏内」、「動き」の組み合わせが発生する頻度を可視化した折れ線グラフです。
  • 横軸が年月、縦軸が「圏内」、「動き」の発生頻度を0-1の範囲で規格化した値になります。

主要なトレンド転換として、2012年6月、2016年2月、2017年1月にマイナス方向のトレンド転換を示しています。一方、2011年11月、2015年10月にプラス方向のトレンド転換を示しています。特に、今回の公開記事は2015年10月のトレンド転換と関連している模様です。

トレンドワード(3):「金融」、「市場」

  • 上図は、過去から現在までの日本銀行の公開記事で、「金融」、「市場」の組み合わせが発生する頻度を可視化した折れ線グラフです。
  • 横軸が年月、縦軸が「金融」、「市場」の発生頻度を0-1の範囲で規格化した値になります。

主要なトレンド転換として、2000年1月、2016年1月、2016年4月にマイナス方向のトレンド転換を示しています。一方、1998年9月、1998年10月、1998年12月にプラス方向のトレンド転換を示しています。特に、今回の公開記事は1998年10月のトレンド転換と関連している模様です。

ソーシャルメディアの主な反応

なんか最近金利が低迷してるんだよな~。

それだと不動産なんかに投資するのがいいかもしれないね。

そういえば、最近リート(不動産投資信託)が人気だよね。でも、不動産価格が安くなってきてるから、そろそろ買い時かもしれないよ。

確かに、日本の不動産市場は価格が安いことがあるからね。ただ、海外の人たちに人気があるんだよな。

それなら、日本の不動産市場に投資する海外の企業や個人投資家をターゲットにした不動産ファンドがいいかもしれないね。

でも、最近は金利も低下しているから、日本国債や金融市場に投資するのもいいかもしれないよ。

そうだね、日本は財政的に安定しているから、安定した利回りが見込めるよ。ただ、長期的な目線が必要だね。

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