金融政策決定会合

【日本銀行(日銀)】金融政策決定会合(2003年7月14、15日開催分)の概要と解説

無担保コールレート翌日物(加重平均値)は、6月25日から27日にかけて一時的に円転コストのマイナス幅が拡大したことから、一部の外銀がマイナス金利での資金放出を行ったため、0.000~0.004%となったが、その後は0.001~0.00014%で推移した。資金需要が急激に増大するなど金融市場が不安定化するおそれがある場合には、上記目標にかかわらず、一層潤沢な資金供給を行う。
金融政策決定会合

【日本銀行(日銀)】金融政策決定会合(2003年6月25日開催分)の概要と解説

こうした調整のもと、無担保コールレート翌日物(加重平均値)は、0.001%~0.002%での動きとなった。委員による検討と採決の結果、上記執行部提案が全員一致で決定され、適宜の方法で公表することとされた。日本の銀行当座預金残高は27~30兆円程度に調整するため、金融市場を調節する。
金融政策決定会合

【日本銀行(日銀)】金融政策決定会合(2003年6月10、11日開催分)の概要と解説

こうした調整のもとで、無担保コールレート翌日物(加重平均値)は、引き続き0.001%〜0.002%の範囲で推移したが、6月9日にはマイナス金利の取引が増加したため、初めて0.000%を記録した。もし資金需要が急激に増大するなど金融市場が不安定化するおそれがある場合には、上記目標にかかわらず、一層潤沢な資金供給を行う。
金融政策決定会合

【日本銀行(日銀)】金融政策決定会合(2003年5月19、20日開催分)の概要と解説

りそな銀行に対する公的資本注入の方針が決定されたことを受け、金融市場の安定確保に万全を期すために1兆円の追加的な資金供給が行われた。こうした状況で、19日のコールレートが平均値0.072%に落ち着いており、引き続き、それまでと同じレベルで推移するように見受けられる。 市場は落ち着いた雰囲気が続いている。こうした調節のもと、無担保コールレート翌日物(加重平均値)は、引き続き0.001~0.002%で推移し、有担保コーレート当日物(加重的平均値を)は、再び0.001〜0.004%で変動した。日本の銀行当座預金残高を22~27兆円程度にするため、金融市場調節を行う。
金融政策決定会合

【日本銀行(日銀)】金融政策決定会合(2003年4月30日開催分)の概要と解説

公開情報の項目 組織名 日本銀行 公開日 2003年6月16日 公開記事 「4月30日開催分 」 公開記事の問題設定 政府保証付証書貸付債務が適格担保として使用されることによって、どのような影響が生じるのか? 当座預金残高が目標レンジの上限...
金融政策決定会合

【日本銀行(日銀)】金融政策決定会合(2003年4月 7、 8日開催分)の概要と解説

3月末の当座預金残高は30.9兆円であった。郵政公社の発足による影響もあり、4月1日には33.8兆円以上減少した。しかし、その後は期末要因の剥落によって足許27〜28兆ドル程度まで減少している。金融市場調節を行う。金融市場調節を行う。民間銀行貸出は、前年比2%台の減少が続いている。
金融政策決定会合

【日本銀行(日銀)】金融政策決定会合(2003年3月25日開催分)の概要と解説

議長は、まず、日本の経済について、(1)国内需要の自律的回復力が乏しいなか、株価低迷や不良債権問題などの問題を引き続き抱え、外ショックに対して脆弱な状況にあるとの基本認識を述べた。ある委員は、株価の下落が金融システムに与える影響について、特に注意を払う必要があると述べた。 他の委員たちも、これまでの量的緩和の評価を受けて、金融政策運営の基本的な考え方を整理することは意義があると同調した。本日決定された事項に関して、同じ日に議長が記者会見を行うことになった。「複数の委員」は、長期金利が先行して上昇するリスクがあることを懸念している。
金融政策決定会合

【日本銀行(日銀)】金融政策決定会合(2003年3月4、5日開催分)の概要と解説

日本の銀行が積極的に年度末越え資金を供給しているため、都銀など大手行の期末退え投資も順調に進んでおり、2月半ばにかけて幾分高止まりしていた手形買入れオペの落札金利は、足許、低下傾向を示している。こうした調節のもとでは、無担保コールレート翌日物(加重平均値)は、0.001~0.002%で推移した。 同様に、有担保コーレート当日物 (加重的平均値を)も、0.001〜0.004%で変動した。日本の銀行の当座預金残高は15~20兆円程度にするために金融市場調節を行う。CP・社債による資金調達残高は、前年並みに推移している。要するに、従来の金融緩和の度合いを維持するために、当座預金残高の目標額を差し上げる必要がある。
金融政策決定会合

【日本銀行(日銀)】金融政策決定会合(2003年2月13、14日開催分)の概要と解説

臨時金利調整法に基づいて、日本銀行政策委員会に対して、流動性預金金利の上限の定めを変更するよう、金融庁長官および財務大臣から発議がなされた。全員一致で、金融庁長官と財務大臣に報告することが決定された。この件は、決定会合が終了後、適切な方法で公表されることとなっている。
金融政策決定会合

【日本銀行(日銀)】金融政策決定会合(2003年1月21、22日開催分)の概要と解説

短期金融市場で資金余剰感が極めて強く、年度末前に期日到来するCP買現先オペでは「札割れ」が起きている。こうした調整の下で、無担保コールレート翌日物(加重平均値)は、引き続き0.001~0.002%で推移した。しかし、有担保コーレート当日物(加重的平均値を)が、再び0.001〜0.004%で変動した。