金融政策決定会合

【日本銀行(日銀)】金融政策決定会合(2002年12月16、17日開催分)の概要と解説

前回の会合以来、手元の現金を徐々に増やすため、現在は概ね20兆円程度の残高に調整している。無担保コールレート翌日物(加重平均値)は、引き続き0.001~0.002%で推移した。一方、有担保コーレート当日物 (加重的平均値を)は、再び0.001〜0.004%で変動した。 資金需要が急激に増大する場合、金融市場が不安定化することがある。このような場合は、目標にかかわらず、一層潤沢な資金供給を行うことが必要。「日本の銀行当座預金残高を15~20兆円程度に調節するために金融市場調整を行う」。生産は2002年7~9月期に増勢が鈍化したが、足許はほぼ横這いとなっている。
金融政策決定会合

【日本銀行(日銀)】金融政策決定会合(2002年11月18、19日開催分)の概要と解説

調整にあたっては、6週間以上の長期手形や国債買い入れ現物といった新しいオペ手段を実施し、長期国債の買い入れ一回あたりの買い入れ額を月1兆2千億円から月2兆1千億円に引き上げた。要するに、前回会合以降当座預金残高を徐々に引き上げ、その後、同残高を15~20兆円程度の中程度の水準に維持する調節を続けた。 日本の銀行当座預金残高は15~20兆円程度にするため、金融市場調節を行う。この中、無担保コールレート翌日物(加重平均値)は0.002%で推移した。その中、有担保コーレート当日物(加重的平均値を)が0.072%での推移した。日本の銀行の当座預金残高が15兆円から20兆円程度に調節されるよう、金融市場調節が行われる。
金融政策決定会合

【日本銀行(日銀)】金融政策決定会合(2002年10月30日開催分)の概要と解説

委員の検討・採決で、上記執行部の提案は全員一致で決まり、適切な方法で公表することが決まりました。「金融市場が不安定化するおそれがある場合は、上記目標にかかわらず、潤沢な資金供給を行う。日本の銀行の当座預金残高は10兆~15兆円程度に調整されます。一方、短期の資金供給・吸収にかかるオペ落札レートは、どちらも上昇した。
金融政策決定会合

【日本銀行(日銀)】金融政策決定会合(2002年10月10、11日開催分)の概要と解説

期末要因等から流動性需要が増えたことを考慮し、日銀当座預金残高を高めとする調節を行った。今まで、金利上昇や市場の不安心理が広がるなどの動きは見られていない。足下、株価が下がる傾向にある中で、短期金融市場は銀行株の動きに神経質になりつつある。一方、この期間は、当座預金残高を15兆円程度に維持する調節を行った。
金融政策決定会合

【日本銀行(日銀)】金融政策決定会合(2002年9月 17、 18日開催分)の概要と解説

「札割れ」が頻発しているにもかかわらず、オペの工夫により、当座預金残高を15兆円程度に維持している。このような調整の下で、無担保コールレート翌日物(加重平均値)は、0.001%から0.002%で推移した。このような調整下においては、有担保コーレート当日物(加重平均値)が0.07%で変動した。
金融政策決定会合

【日本銀行(日銀)】金融政策決定会合(2002年8月 8、 9日開催分)の概要と解説

金融市場が不安定化する場合には、上記目標を達成するために一層潤沢な資金供給を行う。この状況の下、無担保コールレート翌日物(平均値)は0.001%から0.002%の間で推移した。この状況下では、有担保コールレート当日物(加重平均値)が0.07%で変動した。このような調整がなされると、コールレートは0.01%~1%の間で推移することが多い。
金融政策決定会合

【日本銀行(日銀)】金融政策決定会合(2002年7月15、16日開催分)の概要と解説

金融・為替市場動向において、短期金利は依然として安定した動きを継続しており、4週間物の短期国債レートは最近、僅かに低下している。こうした条件の下で、無担保コールレート翌日物(加重平均値)は、0.001%から0.002%まで変化して推移した。そのような条件の下では、有担保コールレート当日物(加重平均値)が、0.07%で穏やかに推移したという。 もし、資金需要が急激に増大したり、金融市場が不安定化した場合には、目標にかかわらず、一層潤沢な資金供給を行う。日本の銀行当座預金残高は10~15兆円程度に維持するため、金融市場調節が行われる。日本の銀行の当座預金残高が10~15兆円程度となるように金融市場の調節を行う。
金融政策決定会合

【日本銀行(日銀)】金融政策決定会合(2002年6月11、12日開催分)の概要と解説

「金融・為替市場動向:短期金融市場は、引き続き安定した推移を続け、ユーロ円金利、短期国債レートともに低い水準が維持されている。調整の下、無担保コールレート翌日物(加重平均値)は0.001%から0.002%の範囲で変動しながら推移した。そして、有担保コーレート当日物(加重的平均値)は0.07%で落ち着いた推移をしていたという。 「なお、金融市場が不安定化するおそれがある場合、上記目標にかかわらず、一層潤沢な資金供給を行う」と修正できる。日本の銀行の当座預金残高は10~15兆円程度に調整するよう、金融市場の調節を行う。日本の銀行当座預金残高が10~15兆円程度になるよう、金融市場調節を行う。
金融政策決定会合

【日本銀行(日銀)】金融政策決定会合(2002年4月30日開催分)の概要と解説

大手行のシステム障害が背景にあり、予備的資金需要が増大していることから、「なお書き」に従い、「10~15兆円程度」という当座預金残高目標にかかわらず、より潤沢な資金供給を行った。金融市場が不安定化する可能性がある場合には、目標にかかわらず、必要な場合には一層潤沢な資金供給を行う。
金融政策決定会合

【日本銀行(日銀)】金融政策決定会合(2002年4月10、11日開催分)の概要と解説

このような調整のもとで、無担保コールレート翌日物(加重平均値)は、年度末に0.012%になったことを除いて、0.001%から0.002%の範囲で概ね安定的に推移している。このような調整のもとでは、有担保コールレート当日物(加重平均値)が、年末末に2%になったことを除いて、「0.001‐0.002%で推移している」ことだ。 4月からは年度末を越えるために、資金需要がなくなる状況の中、市場動向を慎重に見定めながら、当座預金残高を少しずつ減少させている。ただ、大手行のシステム障害の背景により、新年度に入ってからも流動性需要は高く保たれており、目標対比高めの当座預金残高を維持しながら、市場の安定に努めている。